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Bookstack

2005/03/30(水)

日常

[] ロバート・ゴダード / 悠久の窓

ISBN:4062750392

下巻。

それにしても裏表紙のあらすじ紹介は、上巻をまだ読んでない人には目の毒だ。

2005/03/29(火)

日常

[]ロバート・ゴダード / 悠久の窓

ISBN:406275021X

上巻。

主人公の一家はパレオロゴスという名前で、ビザンティン帝国最後の皇帝の末裔……という設定。しかし日本においては夏目漱石の「オタンチン・パレオロガス」のほうがむしろ有名かも。山芋が十二円五十銭だっけ。

2005/03/28(月)

日常

[] ララバイ / チャック・パラニューク (2) 読了

 モンティ・パイソンの「ギャグ爆弾」を思い出した。誰もが笑い死にする恐怖のギャグ。イギリス兵たちがそのドイツ語訳を戦場で読み上げると、ドイツ兵たちが次々と笑いながら倒れてゆく……。

 ちょっと構図は異なるけれど、この本はそんな「ギャグ爆弾」を手にしてしまった男が主人公。危険な「ギャグ爆弾」を葬り去るための彼の旅路の行き着く先は……という物語。

 徐々にエスカレートする展開は他のパラニューク作品と同様で、勢いのある文体もいつもどおり。時系列のかき混ぜっぷりは控えめ。

『チョーク!』ISBN:4152085495とならんで、初パラニュークに適した作品だと思う。

2005/03/27(日)

日常

[]ブラッドタイド/メルヴィン・バージェス (3) 読了

ようやく読了。

背景世界の作り方が粗いのが難だが(これのせいでスムーズに読み進めることができなかった)、登場人物の織り成す愛憎劇の荒々しさはよかった。

2005/03/24(木)

日常

第6回小学館文庫小説賞

下読みなどを少しお手伝いしたので、贈賞式&パーティに行ってきた。

受賞作は河崎愛美『あなたへ』。ちなみに作者はまだ16歳。

下読みでこの作品を絶賛した池上冬樹さんによると「泣ける話」であるらしい。小学館としては『世界の中心で~』や『いま、会いにゆきます』のような位置を狙っているのだろう。

最後まで候補に残った作品の中に、私が下読みで推したものが2作あった。どちらもバカバカしいアイデアを核にしたホラー。私はそういうのが好きだ。

昼酒

ちなみに、パーティがあったのは昼間(受賞者が未成年だから配慮したのかな)。その後、下読みの4人と小学館の方と蕎麦屋で昼酒。

CD買った

酔っぱらったままCDを購入。

  • Demons / Spiritual Beggars
  • The Magnificent Seventh / Thunder
  • Mafia / Black Label Society
  • Beyond The Sea / Dark Moor

最後のは、ジャケットのクトゥルー風タコ頭とか、"Silver Key"という曲が収録されているあたりで思わず購入してしまった。素面ではなしえないわざである。

いいかげん、クトゥルーのにおいがするというだけの理由でCDを買うのはなんとかしなくては……

[] ララバイ/チャック・パラニュークISBN:4152086238

パラニュークの新刊。ミステリマガジン書評用に。