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2005/12/14(水) 忘年会その1

日常

ミステリ忘年会

翻訳者の方々が中心になって開催している忘年会。今年は書評家方面の出席者が異常に少なかった。大森望さんが「これは何かの陰謀で、我々は仲間はずれにされたのだ」という説を提唱していた。

2005/12/12(月) ミステリマガジン

日常

新刊評

毎度のことながら遅れてしまってすみません>編集部

ISBN:448819902XISBN:4488213022ISBN:4488213030ISBN:4150017786ISBN:4150411018

今回担当したのはこの4作。

  • 『よい子はみんな天国へ』ジェシー・ハンター
  • 『七月の暗殺者』ゴードン・スティーヴンス
  • 『007/ハイタイム・トゥ・キル』レイモンド・ベンスン
  • 『レイジング・アトランティス』トマス・グレニーアス

『よい子はみんな~』は、クリスマス・ストーリーとしてもおすすめの、ユーモアと危うさが同居するサスペンス。

IRAと英国政府のチェスゲームを描いた『七月の暗殺者』は、「駒」の内面もきっちり描かれていて、強く激しくおすすめ。

『007~』はお約束の踏襲が素敵。

 扱いに困ってしまったのが『レイジング~』。南極の氷の下に超古代文明の遺跡がありましたよ、という『エイリアンvsプレデター』からエイリアンとプレデターを取り除いたような話だ。南極で超古代文明の遺跡を見つけましたよ、という話ならば、大風呂敷の達人クライヴ・カッスラーによる『アトランティスを発見せよ』という偉大な先達があるわけで、あまり何のヒネリもない話を書くのはどうかと思う。

ISBN:4812419174ISBN:410217026XISBN:4102170278

 南極といえば、超古代文明の遺跡やナチの残党が出てくるのはお約束である。したがってそういうものが出てきても、喜びはするけどあまり驚いたりはしない。

 今までにいちばん驚いたのは、南極を舞台にした冒険小説に北朝鮮特殊部隊が出てきたときだ。よくぞこんな遠くまで。思わず目頭を熱くしてしまった。

2005/12/08(木) このスレイドがすごい!

日常

短編予選

 推理作家協会賞短編部門の予選のため、会社を定時で飛び出して推理作家協会事務局へ。とどこおりなく各自の作業分担を済ませて、1時間弱で解散。

 席上でもちょっと話題になっていたのが、今年の「このミス」だった。最近は、書店でも大々的にフェアを催すことも少ないようで、ちょっと寂しい。

このミステリーがすごい! 2006年版

ISBN:4796650334 

 同意したのはp.75、味わい深かったのはp.77最上段。

 それはさておき、ジャンル別総括の海外編で、小池啓介(本格)/川出正樹(サスペンス)/古山裕樹(犯罪小説・警察小説)の三者がそろってマイケル・スレイド『斬首人の復讐』を取り上げているのは、談合でも牽強付会でも騎馬警察の陰謀でもなく、ごく自然な流れです。だって本格ミステリだしサスペンスだし警察小説だし。

 とはいえ、三人そろってスレイドというのは笑ってしまった。別に互いの好みが似通っているわけでもないのだが。そんなわけで、アンケート集計では12位だったけど、心の中では2005年のプチ三冠王です。そしてもちろん永遠の一番星。

2005/12/07(水) 表紙に関する妄想

日常

読みかけの本

 なんとはなしに読みかけリストを公開してしまったけど、墓穴を掘ったような気がしなくもない。『マヂック・オペラ』をいつ読み終えるかが当面の見どころですね。

ISBN:4152086718

表紙・生頼範義

 それにしても生頼範義の表紙は強烈である。『マヂック・オペラ』みたいな作品の表紙にはいいけど、モノによっては中身が表紙に負けてしまいそうだ(本じゃないけど、一部のゴジラ映画なんかは負けているような気がする)。

 そんなわけで、いろいろな本について「表紙・生頼範義」だったらどうなるのかを妄想するのはなかなか楽しい。

 ちなみに、さっきから「もしもドナルド・E・ウェストレイクの『踊る黄金像』の表紙が生頼範義だったら」という妄想が頭から離れなくて困っている。おかげで原稿も進みゃしない。ガッタ・ハッスル。

2005/12/05(月) 最近の再読

日常

[]最近の再読

最近まとめて読み直したもの。

  • ジミー・ザ・キッド ドナルド・E・ウェストレイク
  • 悪党パーカー/ターゲット リチャード・スターク
  • 泥棒は抽象画を描く ローレンス・ブロック
  • 百万ドルをとり返せ! ジェフリー・アーチャー
  • 世界をおれのポケットに ジェイムズ・ハドリー・チェイス
  • バーネット探偵社 モーリス・ルブラン
  • 白昼堂々 結城昌治
  • 大誘拐 天藤真
  • 相棒に気をつけろ 逢坂剛
  • ギャングスター・レッスン 垣根涼介
  • 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎

さて、私は何をしているのでしょう。