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2004/04/17(土)

日常

『これだけは知っておきたい名作ミステリー100』

という本の原稿を書いていた。初心者向けに、古今東西の名作100作を紹介したミステリーのブックガイドである。

夕方ミス連に行ったところ、同じくこの本の執筆者である千街晶之さんや川出正樹さんがいたので、どんな原稿を書いたか、なんてことを話した。

ちなみに私の分担は以下の四冊。

  • 『裁くのは俺だ』ミッキー・スピレイン
  • 『マルタの鷹』ダシール・ハメット
  • 『飢えて狼』志水辰夫
  • 『野獣死すべし』大藪春彦

 非常にわかりやすいハードボイルド野郎になっている。これで『野獣死すべし』がニコラス・ブレイクだったりすると、それはそれで面白いのだが。事故が起きるぜ! 日記つけるぜ! 犯人探すぜ東へ西へ……というのはまた違うブレイクなので要注意。

千街さんの担当分も傾向がはっきりしていた。川出さんの場合、氏の好みを知る人には大変わかりやすい分担なのだが、読者の方々はそんなことを知るはずもないので、なんだか不思議なラインナップに見えることだろう。

ちなみに20人に及ぶ執筆者に担当作品を割り振ったのは杉江松恋さん。詳細は http://homepage3.nifty.com/sugiemckoy/diary/200404-1.html#20040421 をご覧ください。

2004/04/16(金)

日常

一ヶ月近く、

異常に忙しい日々が続いた。心身ともにヨレヨレ。

夜遅くになって、とある約束を忘れていたことを知る。関係各位には大変ご迷惑をおかけしました。まことに申し訳ございません。

2004/03/08(月)

日常

最終回

ミステリマガジンの書評と、産経新聞で2年ほど続いていた「ミステリー千夜一夜」の最後の回の原稿を送付。

産経新聞のほうはこんな形式だ。

3人のレビュアーが、毎回3つの作品を取り上げる。どの作品にするかを決めるのは、3人が毎月回り持ちで担当する。選んだ人は400字弱で3冊について書き、あとの2人は28字×3冊分のコメントを書く。

一見すると楽そうだが、一つの作品を28字で、というのはなかなかに難しいものがあった。なんだか俳句や短歌みたいなものである。

2004/03/01(月)

日常

地底

マーク・サリヴァン『地底迷宮』はエンターテインメントに徹していて非常に楽しめた。

ISBN:4102027114

ISBN:4102027122

舞台の大半は地底。以前「英国地底魂」なんて文章を書いたこともあるけれど、地底を舞台にした小説というのは面白いものが多い。地底というものが人の想像力をなにかと刺激してしまうことは、『帝都東京・隠された地下網の秘密』ISBN:4896916808なんて本からもうかがえる。

2004/02/24(火)

日常

ある雑誌の打ち合わせ。

別の雑誌に書いた記事を見て声をかけてくださったとのことで、たいへんありがたいことである。

それにしても、打ち合わせの席に現れた逆密室5名のうち2名が

ISBN:4896917847

を持っていたとは……