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今週は書店が開いてる時間に帰宅できそうにないので、昼休みに職場近くの書店で時間を潰し、本を買い込んで帰る。
S.J.ローザン『苦い祝宴』 , ラース・フォン・トリアー『ドッグヴィル』
, 田雁『ブラックチャイナ』
などなど。
最後の『ブラックチャイナ』の副題は「規範なき大陸の暗黒年代記」。このサブタイトルにつられて買ったと言っても過言ではない。
もうすこし自分の思考をふり返ってみると、
冷静に考えてみると、連想がつながったからといって購入すべき理由はまったくない。だが、それでも買った当人は納得できてしまうのがマイケル・スレイドの恐ろしいところである。
ところで『暗黒大陸の悪霊』といえば、人と話しているときに何度か間違えて『暗黒大陸の浮気娘』と呼んでしまったことがある。「浮気」は『暗黒大陸の悪霊』という物語のキーワードのひとつでもあるのだが、間違いの理由はもちろん『暗黒太陽の浮気娘』 だ。
『暗黒太陽の浮気娘』の舞台はSFファンの祭典。会場で起こった殺人事件に、新人作家が奇策を用いて謎解きに乗り出すというお話。舞台設定でSFファンの気を引きつつ、この奇策が昔のミステリへのある種のオマージュにもなっていて、そちらがお好きな人のハートもわしづかみ、という素敵な作品だ。
……こう書くとなんか傑作みたいだな。いや、私は傑作だと思うのだが。ミステリとしては別にたいしたことはないし、ベスト選びのたぐいに名前が出てくることはまずないだろうし、感動的でも衝撃的でもなければうまさが際立つわけでもない。とはいえ面白かったから忘れることもなくて、時々思い出しては愉快な気分になる──そういう慎ましやかな傑作である。バカバカしくてくだらない話なんだけどね。
桐野夏生『OUT』がいつのまにか英訳されていて、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)のエドガー賞にノミネートされたそうだ(→http://www.nsknet.or.jp/~jkimura/edgar04.html)。
ほかの分野に比べると、日本はミステリに関してはこれまで圧倒的に輸入超過であったわけで、そういう中での「日本発」の成果として非常に喜ばしいことである。……なんてことは別にどうでもいいのだが、もしも受賞したら、桐野夏生は江戸川乱歩の名を冠した賞とエドガー・アラン・ポオの名を冠した賞の両方を受賞した、稀有な例になるわけだ。
※追記:残念ながら受賞にはいたらず。
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の出版記念パーティー。
小さな会場に出席者がぎっしり、という状態で、このミス大賞の授賞式に続いて2週連続でお会いした方も多かった。
幹事の杉江さんに「あっちで逢坂剛さんとトマス・ウォルシュの話をしてるからおいで」と呼ばれていってみれば、いつのまにか話題は西部劇に移っていた。とはいえ、私が西部劇ことをほとんど知らないにもかかわらず、楽しいお話だった。知らない分野のことなのに面白く聞けるのは、逢坂さんに膨大な知識(と楽しんだ記憶)の蓄積があればこそ、なのだろう。
翻訳家の高野優さんと、ジャン・ヴォートランetc.に関していろいろお話できたのが個人的には嬉しかった。
その後残った人々(主賓のお二人も)は朝までカラオケ。帰宅したのは翌朝8時近くで、土日はへろへろ。
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