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2004/09/18 (土) [長年日記]

引っ越し業者に見積もりに来てもらう。

やってきた担当者は、混迷を極めた部屋を眺めつつ「じゃあ段ボールは30箱くらいで」てなことを言うので、私は「えっ?」と聞き返してしまった。

というのも、4年前にこの部屋に引っ越してきたときは、たしか本+CDだけで50箱くらいあったのだ。そのときは勤務先の都合による引っ越しで、運送業者の手配も費用も会社任せだった。「ここに必要な段ボールの数を書いて提出するよーに」と渡された紙に、おそらく必要と思われる数を記入して出したところ、総務から電話がかかってきた。

「50箱って書いてあるように見えるんですが」
「うん」
「多すぎませんか?」
「むしろ足りないんじゃないかと心配している」
「本当に50箱手配しちゃいますよ」
「してくれないと困るよ」

思わず聞き返してしまったのは、そんな会話をした記憶があったせいだ。

まあ、足りなきゃ箱を追加してもらえば済むのだが。

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2004/09/17 (金) [長年日記]

なんとか小説も読めるようになった

とはいえ翻訳ものは少々きついようで、まずは国内作家のものから。

  • 海神の逆襲[amazon.co.jp]
  • 審判の日 [amazon.co.jp]

ところで、読めない状態から回復できた理由として思い当たるのは、職場の事情だ。

職場での私は、互いに関連のない複数のプロジェクトに同時に携わっている。そのひとつが、ソフトウェア開発でいえばデスマーチに相当するようなモノだった。

その負担に引っ越し準備も加わって、心身の余裕をなくしていたようだ。

さいわい、同時進行中の他の仕事まで巻き込まないうちに、問題のプロジェクトからは距離を置けるようになった。それが昨日。タスクがひとつ減っても忙しいことに変わりはないが、他の仕事はまともに動いているのが救いではある。

もっともホンモノのデスマーチといえば、心を病んでしまったり、ひどいときには命を落とす人までいるわけで、私の経験などとは比べものにならない。絶望感に満ちたノワールの背景には向いてるんじゃないかと思う。


2004/09/14 (火) [長年日記]

疲れている

本を読もうとしても、目は文字を追っているのに内容が頭に入ってこない。田口俊樹訳のローレンス・ブロックがそんなに読みづらいものとは思えないのだが。

不思議なことに、ノンフィクションならばなんとか読める。どうにか読み終えた松本仁一『カラシニコフ』は、政府が機能せず治安が崩壊したアフリカの国々の現状を映し出す良書。

カラシニコフ(松本 仁一)

第一章で語られる、子供たちまで兵士として動員されるシエラレオネやリベリアの内戦の現状が実に凄惨。

そういえば、今回の「このミステリーがすごい!」大賞の一次選考通過作品の中にも、リベリア内戦を題材にした作品があった。二次以降はどうなるかなあ(2005-12-24追記:残念ながら落選)。


2004/09/12 (日) [長年日記]

そういえばこちらには書いていなかった。

ここのところ本の整理なんぞに没頭しているのは、もうすぐ引っ越すからなのだが、 その理由は結婚。

そんなわけで、今日もその準備や打ち合わせなどの用事で一日が過ぎていった。相手のひともそうだが、少々疲れ気味である。

夜は慶応推理研方面の人たちと軽く飲む。


2004/09/11 (土) [長年日記]

あれから3年、である。

ローレンス・ブロックのノンシリーズ作品『砕かれた街』を読み始めた。

(上) (下)

舞台は「あれから1年」のニューヨーク。どうやら、連続殺人と、事件に巻き込まれた人々を描く群像劇らしい。

マット・スカダーものも一時期に比べるとずいぶん緊密さに欠けるようになっている。だが、かつて『倒錯の舞踏』で「現代社会の暴力」をめぐる思索を極限まで突き詰めたブロックだ。それだけに、例のテロをどんなふうに取り扱うのかが気になる。


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