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2004/01/09(金)

日常

ようやく回復。

解説もようやくまとめて早川書房に送付。

早川書房のKさんには「こども番組のおにいさんのような邪悪な語り」として好評だった。

それはありがたいのだが、ふつう「こども番組のおにいさん」は「邪悪」につながらないと思うぞ。

読了

ISBN:4478860459

ISBN:4797324880

2004/01/06(火)

日常

クリスティー

かぜぎみ。

クリスティー解説がらみで『ビッグ4』も読み返す。彼女の作品の中ではとても評価の低い一冊だが、たいへん気に入った。傑作であるとはまったく思わないのだが、なんとも愛すべきおはなしである。なにしろ、この本の敵役は「世界征服を企む悪の秘密結社」。ポアロが懸命になって彼らの陰謀と戦う冒険活劇なのだ。とんでもないひみつ兵器もでてきて、それはもう大変。グダグダなラストを読みつつ、弱った身体が癒されるような気分を味わった。

私にはどうしようもない愚作を気に入ってしまう悪い癖があるが、『ビッグ4』はそれを発動させてしまう一冊だった。

2004/01/05(月)

日常

今日から仕事始め。

「ティム・バーナーズ・リーがナイト叙勲」というニュースが http://w3c.org/ のトップページを飾っているのを同僚が見つける。ちなみにこの同僚の人はW3C勧告を無視しまくったHTMLを見ると気分を害するくちで、しかも仕事の都合でそういうHTMLを山ほど目にすることがあるので、席の近い私はしばしば怯えている。

W3Cにもティム・バーナーズ・リーにも含むところはまったくないのだが、イギリスの叙勲というと、どうしても「ありもしない『帝国』の名で与えられる勲章など、ばかばかしい」という、J・G・バラードが叙勲を辞退して述べた言葉のかっこよさを連想してしまう。まあ、社会通念上は祝うべきものではあるのだが。

このページをご覧になる方はティム・バーナーズ・リーとかW3Cなんてものに馴染みが薄い方面の方が多いかと思うので少しだけ補足。

W3C
World Wide Web Consortium。Webに関するさまざまな技術の標準化を進めている団体。
ティム・バーナーズ・リー
今日のWebの基盤を作った人。Webページのアドレスの表記の仕方や、ページを記述する方法、Webページのデータをネットワークを介してやり取りするための仕組みを考案した。


陰謀小説リストなどいじってみる。