現在は更新していません。→最新のページをごらんください。
読了。ネガティヴな偏見を抱いていたせいか、そこそこ楽しく読むことができた。厳寒のヒマラヤ山中で大軍勢に追われるというシチュエーションは、もっとじっくり描いてくれてもよかったと思う。
読了。評価は昨日とおおむね変わらず。それなりに工夫されたミスディレクションもあるのだけれど、演出の仕方が今ひとつで、結局コメディとしての面白さに軸足を置いているように思う。
で、こちらを読み始める。『守護者』にはじまるアティカス・コディアックものの四作目というか番外編。シリーズの重要なキャラクター、私立探偵のブリジットの物語。
昨日の記述で、「黒人差別をなくす会」のことを「黒人をなくす会」と書いていました。失礼しました。
そういえば「チビクロさんぽ」という、「ちびくろさんぼ」の男の子を黒い犬に置き換えた絵本がある。「黒人を登場させるとマズイから犬に変えよう」という発想はかえって危険な気がするのだがどうだろう。
案の定、「黒人差別をなくす会」は版元の北大路書房に抗議している。
……もっとも、上記リンクの先で公開されている「なくす会」と北大路書房の手紙のやり取りを読んでみると、北大路書房側が何を反論しても、ただ「差別的図書だからダメ」と繰り返すだけで具体的な指摘をまったくしない「なくす会」の奇異な姿勢が印象に残る。
「なくす会」が『ちびくろさんぼ』の版元に抗議したときも、こんな調子だったのだろうか?
「ちびくろさんぼ」と同じく舞台はインド。とはいえ、こちらはインドとパキスタンの対立をえ扱った作品で、もちろん虎は出てこない。
「ボブ、わたしは、これがジャックの建てた家というあの童謡とおなじだということをいいたいだけだ。ひとつのことが、つぎのことにつながり、それがまたべつのことへとつながってゆく。ひょっとして杞憂かもしれないが、どのみちかんばしい状況ではない」(p188)
おおドミノ理論だ。もちろん共産主義の拡散を警戒しているわけではなく、インドとパキスタンの間で核が使われたら、中国だって台湾に使うかもしれないし、そうなりゃロシアだって(以下続く)、という理屈。で、こういう理屈に基づいてアメリカ政府がひそかにインドとパキスタンの間に渦巻く謀略に介入する。
2/3ほど終了。今のところミステリとしてはやや物足りない感じだが、読み物としては実にユーモラスで楽しい。『小麦で殺人』なんかは、ミステリとしてもなかなかよくできていたんだけど。
大雪なのでふと思い出す。
2.26事件に揺れる雪の帝都で、未来の人間と当時の人間が歴史を「修復」するために、えらく泥臭い試行錯誤を続ける話。
何年か前に、とあるソフトウェアの拡販用にFlashでムービーを作る仕事をしたことがある。あのときの様子を思い出す。「そのアイコン、もっと真ん中にしたほうが」といっては少し手直し、「キャプションの表示が遅すぎないか」といっては直し。えらく瑣末な作業の積み重ね。2.26事件の話なのに、たいへん制作現場っぽい雰囲気だった。疲労してるのに妙にモチベーションの高い登場人物の様子とか。
一昨日は文句をたれたけど、読み始めると意外と楽しく読める。実のところ、毎回舞台を変えるだけで話の構図は似たようなものだったりするのだけれど。それはそれで、別に非難されるべきことではない。
自慢できない経営状態のコンピュータ会社に、凄腕会計士が送り込まれて大騒ぎ……という話だけど、背景は1960年代。コンピュータ会社といっても今日のそれとはずいぶん様子が異なる。なにしろ主力商品がレジスターだったりするのだ。
全体としてユーモアの色が濃い。最後までこれを維持できればなかなかいい感じ。
http://www.zuiunsya.com/news/chibikuro.html
「黒人差別をなくす会」の抗議で書店から姿を消したんだっけ。
その団体の所在地が大阪だという話を聞いたときに、「やはり虎が敗れる話には我慢ならないのか」と思ったのは内緒です。
(3/5付記:「黒人差別をなくす会」の名称を間違えていたので訂正しました)
昨夜のこと。
職場の人と飲んだ帰り、HMVの前を通った。いつのまにかJudas PriestとSoilworkのアルバムを買っていた。
まあ、これらのCDはそのうち買っていたはずだからまだいい。
かつて酔っぱらって本屋に行って、なぜか東ドイツに関する本を3〜4冊買ってしまったことがある。翌朝ちょっとあきれてしまった。なぜ夜中に東ドイツなんぞに興味を抱いたのか、あの日の自分に聞いてみたい。満足な答えが得られるとは思えないけれど。
読了。当時はともかく、今日ではすっかり手垢にまみれたネタと、当時もすでに使い古されていたのではと思えるネタが複合していた。こういうB級臭さは好きなんだけれど、この本の素朴な味わいとはあまり合わないような。
クランシー&ピチェニックというと、「ネットフォース」のヨレヨレぶりもあり、ちょっと悪い予感とともに読み始める。まあ、こちらのシリーズはそれなりに読めることが多いけれど。
中盤も過ぎたけれど、モダーンなホラーにくらべるとずいぶんのどかな感じ。語り手たちは英国の田舎を旅しながらのんびりと謎に迫っている。これがディーン・クーンツの本だったら、今頃はもう大変なことになっているはずだ。
超常現象を扱う手触りは古典的な怪奇小説のそれに近い。
なんか聞いたような名前の店だと思って確かめてみたら、去年2回くらいここで飲んでいたのでした。びっくり。店員は18歳だったそうで、自分にあてはめてみればマイクル・スレイドを知らないまま命を落としたことに相当する。痛ましいことだ。
これから読むもの・読み直すもの
Before...
● keetrynenny [I'm really Glad i ran across this web site.Added bookstack..]
● zithromax [Felicito, el mensaje admirable]
● zithromax [Welche ausgezeichnete W旦rter]
● football [Hello! I love watching football and I loved your blog as w..]
● Kemoflekmetert [How do I post to my wordpress blog from my desktop, withou..]